
週末は雨との天気予報に「今の現場どうするべ?乾燥させたのに、また、濡れちゃうなぁ〜」と考えても仕方が無く、とりあえず、今回は天気予報がはずれる事を願うばかりだ。。。
そんな、あまりにもアバウトで納期に間に合うのだろうか?と思ってしまう仕事であっても、手を抜くつもりは全くないので準備を始める。
一通りの支度だけはしてあるので、トラックに積み込みをしようかと思い、伊藤塗装店の外階段に出てみると、設置後約30年の間に塗り替え一回だけという事もありサビサビ状態である。コレではいつ腐ってしまうとも言えない状態だったので一念発起して塗装する事にした。
もちろん、本来の仕事の準備はほったらかしである。
まず、ケレンというサビを除去して、素地調整という作業をする。いたるところがサビだらけで鉄板が腐食しており、ホコリまみれになる。別にそこまで真剣にならなくても・・・・と思えるほど真剣になってしまい、気がついたら1時間ほど格闘していた。
その後に、さび止めを塗る訳だが、上塗りの材料は「残り物」で済ませるつもりだったのと、「白っぽい色」と家人からのリクエストがあったので、普通のさび止めよりはちょっとだけ高価な「白色のさび止め」を使う事にした。通常というか、普通さび止め塗料というと「赤さび色」と言うモノ。こちらの方が「さび止めっぽい」という事で効果が得られるように思われているが、顔料が違うだけで、効果は全く同じである。
ちなみに「白いさび止め塗料」はガードレール(山口県では違うが・・・)等の白色の上塗りの場合上塗りが一回で済むのである。つまり「赤さび色のさび止め塗料」を使用すると色が透けて二度塗りが必要となる訳だ。
いつも通り脱線したが、さび止め塗装が終わった時点で満足してしまい、「もうやめるか?別にいいんじゃね?」と思っているとさすが家人、「あんた、いいじゃん。お金にもなんないし、適当にしときな」とアバウトな発言・・・そこで奮起して?「いや、塗る。」と宣言。まんまと乗せられた感が強いが、乾燥させている間に本来の仕事の準備を始める。
ローラー用のバケットを今回は手作りしている。一回で使い捨てという事もあって破棄する予定の一斗缶を用いてこつこつと板金屋の様な事をはじめた。慣れたモノというか、門前の小僧習わぬ経を読む的なものでサクサク作業をしていく。
それらの作業後、「養生じゃん、ローラーじゃん、混ぜラーじゃん、刷毛じゃん、塗料じゃん、延長じゃん、混ぜ混ぜ用一斗缶じゃん・・・」と独り言をブツブツ言う老人のように一トン半のトラックに積み込んでいく。積んでいくついでにトラックの掃除しよっと脱線しまくりである。
それらの作業が終わって、階段用の上塗り塗料を作る。もちろん原色の白はあるので、素直にそれを塗ればいいのだが、在庫チェックをすると調色済みの塗料がある。色は「薄緑」に「ベージュ」に「チョコレート」である。何に使ったのかは良く覚えていないのだが、とりあえず、量をチェックしてみると、「薄緑」がほんのちょっと、そして、「ベージュ」が大量にある。そこで今回は「チョコレート」は却下して、「薄緑」に「ベージュ」を加えてみた。
一応、その色を見れば「どれとどれがどのぐらいの配分で調合されているか」がわかるので出来上がる色も想像できるのだが、端から見れば超が付くほど「適当」である。お母さんが料理を作る時の目分量の用である。今回はそれに硬化剤という乾くのがはやくなり、塗料の効果を促進させる材料も加えるのだが、配分が決まっているにも関わらず、「今日の気温はこれくらいで、湿度がこんなモン。ほんでもって塗シンをこれぐらい入れたいから・・・・」とガシャガシャとぶち込み塗り始める。
結果、写真のように仕上がった。満足満足。材料が少し残ったので鉄棒やら別の外階段の手すりを塗ったりと使い切る。硬化剤が入っている関係で保存が利かないから「捨てる」か「使い切る」しかないのである。
完成を見て家人も「良い色じゃん」と褒めてくれたので満足した。さて、次はいつ塗るのだろう?
写真に写っている地下足袋は私愛用の「親方寅さん」という靴のような地下足袋。もちろん先端には鉛も入っている安全靴仕様である。そろそろ元は取ったので捨てても良いのだが、ボロボロのまま本日にいたっている。
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