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廃棄物13号 その2

Cimg0007機材整理も一通り済んでやっとこさギター本体に取りかかる事になった。

ネック自体にしか価値のないテレキャスでボディは何度も交換をしているし、ピックアップも移植の連続である。最終形はハム×2のデラックス使用になった。PAFとダンカンが付いている。

ボディは元々真っ黒のカスタムのモノだった。以前から重量感たっぷりのギターで、友人のOUT LOOPーWAY BLUES BANDの三田氏に使用してもらったところ「・・・重いですね」との感想。。。

昨日も書いたのだが、黒のテレキャスは好き・・・だが、初期のミッシェルやロリー・ギャラガーが頭から離れないし、ジョー・ストラマーのテレキャスもかなり魅力的だった。。。

そこで数年前から手作業で剥ぐ作業をしていたのだが、時間がない事もあって中途半端な状態が続いた。思ったよりしっかり塗装がしてあって「くさってもフェンダーだぜ」と思うほど作業は進まない。途中、臓器移植の為にメンテに出した際にパフがけされ戻ってきた為に一からやり直しになった。

紆余曲折合って先日、「どうせ、安物だし、別のボディはあるし一気にやってみるか」と一念発起、業務用の薄利機械を使用する事にした。手作業では全く言う事も聞かなかったヤツがすごい量の塗膜と共に宙に舞い、あっという間に木が見えてくる。案の定、大した木材ではない。ちょっとだけ期待もしていたが、これで思い切って改造できるじゃん!!と開き直り、ストラトのボディのように削る決意を固める。

この時点でかなり軽くなったボディ、本業の関係で「塗料」もしくは「塗膜」がどれだけ重いかは知っているが、車や飛行機のように「燃費」に影響が出るというデータを知っていてもなかなか『実感』出来る事は少なく、久しぶりに感動した出来事だった。

その後、バリバリと削り続け、ストラトもどきの加工をするも、途中であきてしまい中途半端な状態でその日は作業を終了する。翌日から空き時間や昼休みにサンドペーパーで仕上げをしていく。もう少し機械で削るか・・・と思うのだが、面倒になったり、「この方が素人っぽいからいいんじゃね?」と指向を替える。表面がツルツルになって良い感じになった所で塗装をする事にした。オイルフィニッシュであろうと、セラックであろうと、ウレタンであろと手元にあるのでウキウキしていたのだが、せっかく軽くなったのでそのまま組み上げたくなってきた。

しかし、「木」は生き物であって、表面加工をしていないと湿気やらすって良くないのだ。しかし、あまり厚く塗ると呼吸もしなくなってしまう。セラックとオイルの二択かなぁ〜なんて考えて試し塗りなんかするが、結果はオイルになった。

ウエスでタンポを作りしみこませる。今回は薄塗りでいこうと決めていたので薄く数回塗っただけ。しかも、無色のもので・・・乾かすのに数日かかってしまったが、若干黄色みが掛かり良い感じ。表面処理を一応したかったので、ニスをセレクトする事に。ウレタン系は硬化も早く、丈夫なのだが、なんとなく「鳴り」の部分で?になったので、試しにワニスを使った。もちろん、極薄状態で塗るのだが、なかなか乾かない。

数日間、乾燥させた後に組み上げる事に。ざらつきをペーパーで綺麗にしてから組み上げたが、なかなか良い感じになったと自己満足した。最初から着色してネックの風味と合わせる事も考えたのだが、ある程度は自然の進み具合を楽しめるように塗料に細工をした。

音を出してみた感じは少しマイルドになったというか、ギャンギャン言わなくなった感じである。多少、配線をいじったりしている関係もあるのだろうが、基本的には替わっていないので、いかに楽器における「木」の部分が重要かがわかってくる。

ロリー・ギャラガーのようにはならなかったが、満足できるギターはなった。ストラトも一本あるのでそれはセラックを使ってのギャラガー使用にしてみたいと思っている。。。。

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